秩父宮記念公園
～「秩父宮雍仁親王殿下御別邸」跡地 ～
秩父宮雍仁親王殿下御別邸跡地に広がり、四季折々で表情を変える富士山と美しい草花を満喫できる公園
秩父宮記念公園は、昭和16年から使用された「秩父宮雍仁親王殿下御別邸」の跡地に広がる公園です。秩父宮妃勢津子殿下が平成7年にお亡くなりになられた際の御遺言により御殿場市に御遺贈され、園内整備後、平成15年に秩父宮記念公園として開園しました。
別邸の母屋（築300年）は御殿場市の文化財に指定されています。また、この母屋を包み込むように咲き誇る樹齢130年余りの枝垂桜は、「生涯最高の枝垂桜」と呼ばれ、ライトアップされた美しさから日本夜景遺産にも認定されています。
夜桜ライトアップや紅葉祭り、吊るし雛展などの魅力向上事業の他、遺贈品展示、秋の茶会、文化協会展示事業、各種緑化教室など、年間を通して多くのイベントが開催されています。
御殿場市の文化財に指定されている茅葺の母屋は一般公開されています。
昭和16年から10年間お暮しになった茅葺き屋根の母屋は現在記念館となっており、当時の暮らしが偲ばれます。記念館では当時使われて家具も保存されたリビングなどを観覧できます。
園内には殿下専用の防空壕や故三笠宮寛仁親王殿下がお書きになられた園名板、秩父宮両殿下が陶芸を楽しまれた窯（三峰窯）も現存しており、往時の皇室の方々の営みを感じられます。
園内では秩父宮両殿下が愛された山野草など、四季折々の花が楽しめるよう、魅力的な庭園づくりを推進しています。
基本情報
| 名称 | 秩父宮記念公園 |
| 所在地 | 〒412-0026 静岡県御殿場市東田中1507-7 TEL:0550-82-5110 |
| ウェブサイト | https://www.chichibunomiya.jp/ |
